突然ですが、「ポップアップ」と聞いて何を想像しますか?
多くの方はインターネット上のポップアップを思い浮かべると思います。
ですが、全く別の分野にも存在するんです。
それは何か?ズバリ“脱毛”です!
ここでは医療脱毛におけるポップアップ現象について解説していきます。
ポップアップ現象とは?
医療脱毛した際に、施術した一部の毛が飛び出すように抜けていく現象が起こります。
これが俗に言う「ポップアップ現象」と呼ばれるもの。
ではなぜこのような現象が起きるのか、詳しく説明します。
医療脱毛の仕組みがカギ
ポップアップ現象の原因を知る上で、まず医療脱毛の仕組みや毛の性質を理解しておきましょう。
医療脱毛は毛を作り出す細胞(毛母細胞)をレーザーで破壊することで永久に毛を生えてこなくさせる方法です。
毛はケラチンというタンパク質で出来ているため、レーザーを照射することで毛母細胞が存在する毛の根元の丸い部分(毛球)のタンパク質が変形し、直線の状態になってしまうんですよね。
では、根元を失った毛がどうなるか?
当然足元が固まっていないわけですから、毛穴の中で宙ぶらりんの状態になります。
このため、毛穴に埋まっていた部分が飛び出し、毛がポップアップしてしまうわけなんです。
毛の抜けるタイミングは2回
ではいつ起きるのでしょうか?結論から言うと2回あります。
1回目は施術直後
ジェルを塗ったり、拭きとったりしている間にポロポロと抜けていきますが、実際はアイタオルやゴーグルをつけていたりするので、見ることが少なく実感できないかもしれません。
2回目は3〜14日後
肌のターンオーバーにより古い角質が外に押し出されていくと同時に、宙ぶらりんとなった毛も皮膚の表面に押し出されて抜けていきます。
なぜ、ここまで日数のバラツキがあるか?
これは新陳代謝に影響されており、新陳代謝が良いほど早く抜けます。
ですので、寝不足やストレス、運動不足などを避けて規則正しい生活を送るようにしましょう。

ポップアップ現象で気をつけることはコレ!
ここまでポップアップ現象の原因について説明してきましたが、気をつけなければならない点がありますので、ここで解説します。
泥棒ヒゲに注意
ヒゲ脱毛を受ける際に注意すべきなのが、泥棒ヒゲです。
レーザー照射により毛穴が狭くなってしまうことに加え、毛球の燃えかすが残ったり、ちぢれた毛が太く見えることにより、高確率で泥棒ヒゲになってしまいます。
基本的に脱毛後1週間程度はこの状態が続きますが、一時的なものですのでマスクなどの対策はして乗りきりましょう!
ピンセットなどで毛を抜く
ポロポロと毛が抜けていくと、抜けていない毛も抜きたくなると思います。
確かに、手でこすったりする程度で抜ける毛であれば問題ないですが、引っ張っても抵抗があるような毛は絶対に抜かないでください。
なぜなら、無理に抜いてしまうと毛周期が乱れて次回の施術で効果がゼロになってしまうかもしれないからです。
ですので、抜きたい欲が出てきたらグッと押さえましょう!
ポップアップ現象が起きないと失敗?
ここで1つ疑問が出てくると思います。それはポップアップ現象が起きないと失敗なのか?
ここではその疑問点にお答えしていきます。
すべての部位、すべての人に起きるとは限らない
医療脱毛のレーザーは黒いメラニン色素に対して光を照射するので、白髪であったり毛が薄かったりすると効果が薄くなります。
つまり、白髪や産毛はポップアップ現象が起こりにくく、反対にヒゲやワキ、VIOといった濃くて太い毛が生える部位については多く見られます。
また、肌の水分量や毛質は人それぞれですので、すべての人に起きるとも限りません。
よって、ポップアップ現象が起きない=失敗とは限りません。
ポップアップ現象が起きない医療機器がある
実は最新の医療機器の誕生により、ポップアップ現象が起きない機器が誕生したんです。
それが蓄熱式の脱毛機「メディオスターNeXT PRO」です!
この機器は従来の脱毛方法と違い、毛根を破壊するのではなく、「バルジ」と呼ばれる発毛因子を破壊することで毛の再生を防ぎ脱毛を行います。
この方法により従来に比べて、痛みや肌のダメージも少なく、また日焼けした肌に対しても脱毛ができるようになりました。
ちなみにこの機器を取り扱っているのが「ゴリラクリニック 」。
男性脱毛業界ではトップクラスの実績を誇る医療クリニックですし、無料カウンセリングでいろんな疑問点にも回答してもらえるのでオススメです。
注意ポイント
医療機器は医師が肌や毛の状態を見た上で決定するため、必ずメディオスターNeXT PROを利用できるとは限りません。
まとめ
ポップアップ現象についてご理解いただけましたでしょうか?
毛の性質や医療脱毛の仕組みを通して、しっかりと原因を理解しておけば対応の仕方もわかりますし、不安も解消できますよね。
こうした不安を1つでも多く抱えないために、できるだけ脱毛に関する知識を身につけた上で施術に臨みましょう!
